インドの鼓動が響く!『モンキーマン』感想
映画『モンキーマン』をTOHOシネマズで観てきました。ナカデミー賞にノミネートおめでとうございます!バイオレンス映画が大好物な私にとって、この作品はまさに期待を裏切らないものでした。
監督・主演のデーヴ・パテールは、『スラムドッグ$ミリオネア』での彼の魅力を思い出させる演技を見せてくれました。舞台がインドということもあり、独特の文化や風景が映画の雰囲気を一層深めていました。インドのエネルギーが全編にわたって感じられ、物語をより豊かにしていたと感じます。
特に印象に残ったのは、インドの太鼓を使ってサンドバッグを打つ修行シーン。音と動きが絶妙にシンクロし、リズム感が観る者の感覚に直接響いてくるかのようでした。音楽とアクションが一体となって生み出す高揚感は、ただのバイオレンスを超えた芸術のようで、私の琴線に触れまくりでした。
そして、ラストに向かうクライマックスは、まるで『ジョン・ウィック』を観ているかのような緊迫感と迫力。圧倒的なアクションシーンが連続し、息をつく間もない展開に目が釘付けになりました。
『モンキーマン』は、視覚と聴覚、そして感覚そのものを刺激する、最高のアクション映画でした。バイオレンス好きな方にはぜひおすすめしたい一本です!