子供たちの大冒険!映画『リトル・ワンダーズ』感想と印象に残ったシーン
今日はヒューマントラストシネマ渋谷で『リトル・ワンダーズ』を観てきました。この作品は、病気のママのためにブルーベリーパイを手作りしようとする悪ガキ3人組が、材料を集めるために冒険に挑む物語です。子供たちが行き当たりばったりで大人たちに立ち向かううちに、謎の魔女集団「魔法の剣一味」とも遭遇し、怪しい企みに巻き込まれていきます。16mmフィルムで撮影されたレトロフューチャーな世界観と、愛くるしいキャラクターたちが印象的な一本でした。
それでは、特に心に残ったシーンをランキング形式で振り返ります!
第三位:手作り銃と子供たちの無敵感
まず3位に選びたいのが、子供たちが謎の手作り銃を装備していたシーンです。銃にはペイント弾のようなものが入っていて、劇中で何度も撃つのですが、なぜかいつも百発百中。そしてバイクで駆け抜ける姿もなんとも無敵で、見ていて「子供の最強感」が楽しく感じられる場面でした。
第二位:少し大人びたキャラクターたち
やっぱりこの映画、子供たちが魅力です。とても可愛らしいです。子供視点で描かれてるんだけど、大人びたことを平気でします。酒をラッパ飲みして酔っ払ったり。あと、主人公の一人アリスちゃんが着ていたTシャツが「欲しい!」と思ったのですが、販売グッズにあったTシャツはかけ離れたものだったため今回はスルーしました。
第一位:意外な“謎の卵”の使い方
今回一番印象的だったのが、物語のキーアイテムである「卵」のエピソードです。子供たちは苦労して一個の卵を手に入れるのですが、「パイの生地に混ぜるのかな?」と思いきや、実際にはただパイの上に塗るだけという使い方で、ここが予想外で笑ってしまいました。冒険の果てに手にした卵がこういう扱いだったのが、この作品らしいユーモアに満ちていて、見終わった後もじわじわと楽しめるポイントでした。けど、OTOMOのゲーム機を盗んだ罪は償うべき。