『十一人の賊軍』感想:命をかけた死闘と迫力の時代劇

『十一人の賊軍』感想:命懸けの死闘とリアルな殺陣

ナカデミー賞ノミネートおめでとうございます!

今日は新宿バルト9で「十一人の賊軍」を鑑賞しました。時代劇と方言が重なってセリフが聞き取りにくい場面が多かったので、正直字幕が欲しいと感じる瞬間もありましたが、そんな細かいことはさておき、心に残ったポイントをランキング形式でまとめていきます!

第3位:個性的な「賊軍」のキャラクターたち

賊軍に集まった面々は、どれもクセが強く個性的。それぞれが持ち味を活かして役割を果たしている姿が印象的でした。たとえば、坊主は死者にお経を唱え、医者志望だった人物は戦場で傷の手当てをしたり…と、個々が自分の立場で戦いに挑んでいる感じが良かったです。無骨な中にも仲間としてのつながりを感じさせる描写が自然で、キャラクターへの愛着が湧きました。

第2位:身体欠損多めのバイオレンス殺陣

殺陣シーンが、リアルなバイオレンス要素を含んでいるのが見応え抜群でした。日本刀で斬られればこうなる、と言わんばかりの容赦ない描写に、戦場の生々しさが伝わってきました。どこか観念的に描かれることの多い時代劇の戦いが、こうしてリアルな迫力をもってスクリーンに映ると、「そうそう、こういうのが観たかった!」と感じさせられました。

第1位:命がけの死闘

やはり最大の見どころは、命をかけた死闘のシーンです。主人公たちが自分の命を懸けて戦い抜く姿に、熱い気持ちがこみ上げてきました。特に仲野太賀が演じたキャラクターの無精髭姿が印象的で、荒々しい男らしさが漂っていました。戦いの重さと緊張感が終始漂い、思わずスクリーンに引き込まれる、まさに圧巻のクライマックスでした。

全体的に重厚で、骨太な時代劇を満喫できる一作でした!