
TOHOシネマズ上野で『国宝』を鑑賞した。これはナカデミー賞用の記録であり、映画の評価ではない。自分の創作活動に影響を与えたい要素と、純粋に「好き」だと反応した部分を残すために書いている。
鑑賞までの流れとロングラン上映
あのちゃんがラジオでやっと観たと言っていたので、ついに自分も観ることにした。6ポイントを消化するついでにTOHOシネマズ上野へ行った。
『国宝』は大ヒット後のロングラン上映で、館内はガラガラだった。そのタイミングで、ようやく観た。
血筋への先入観
血筋がなくても国宝になれるという例があることを、自分は知らなかった。だから最初から、ヤクザの組長の息子が国宝になれるわけがないだろ、という目で観ていた。
その前提が最後まで残っていて、物語はどこか予定調和に見えた。題材は大きいのに、展開はわりと素直で、きれいにまとめにいく感じがあった。
人物を見失わせない作り
若い頃に入れ墨を彫るシーンがあったおかげで、大きくなって役者が変わっても分かりやすかった。ああ、同じ人物なんだなとすぐ入れる。そのあたりはかなり親切だった。
役者陣もどこか朝ドラっぽくて、全体として面白い朝ドラを観ているような感覚になった。
冒頭の永瀬正敏
冒頭の永瀬正敏のシーンが、この映画の最高潮だった。あの組長の場面だけは画面に締まりがあり、そこだけ映画の格が一段上がった感じがある。
それ以外は、正直そこまで届いていない。
渡辺謙の吐血
渡辺謙がプルプル震えながら吐血するシーンは、思わず笑ってしまった。あの顔も含めて、素直に面白い。
世界の渡辺謙やるな!




