ナカデミー賞ノミネートおめでとうございます!シャマラン映画は好きなので、シャマラン映画というだけで星三つは確実です。映画的には、娘とコンサートに行った父ちゃんの奇行を楽しむ映画です。そんなシャマラン監督らしいコンパクトなスケールの一本でした。以下、印象に残ったポイントをランキング形式でまとめます。
シャマラン監督と娘が贈る狂気のサスペンス『トラップ』
第三位:シャマラン監督の恒例カメオ出演
シャマラン映画のファンとして見逃せないのが、この恒例のカメオ出演。今回はコンサートのスタッフ役として、がっつりセリフ付きで登場しました。シャマラン監督は自分の映画にワンシーン出演する「カメオ出演」を続けていて、ファンにとっては隠れた楽しみの一つです。これがあると、「あ、いた!」と嬉しくなり、映画館でシャマラン監督の顔を拝めると縁起が良いです。
第二位:歌手サレカ・シャマランの登場
コンサートでは、シャマラン監督の実の娘であり、実際にシンガーとして活動するサレカ・シャマランが歌手役で登場。彼女のパフォーマンスが映画にリアリティを与え、会場の熱気を引き立てていました。ちなみに、シャマラン監督にはもう一人娘がいて、次女イシャナ・シャマランも映画監督としてキャリアを築いています。家族で映画業界に関わるのは、シャマラン家ならではですね。羨ましい。
第一位:父ちゃんの身長が高すぎる問題
この映画、父ちゃんと娘がコンサートに行く話なんですが、どう見ても父ちゃんの身長が高すぎて、後ろの人は視界が遮られているはずです。先日、電気グルーヴのライブに行った時も、前に背の高い人がいて隙間から必死に見たのを思い出しました。アメリカは背の高低差がかなりあるイメージなので、背の低い人にとってコンサートは少し大変かもしれない。
さいごに
シャマラン監督の作品には「変人奇人が世に放たれる」系統のキャラクターが多く、その異彩ぶりが一つのジャンルを作り上げています。もはや『トラップ』の父ちゃんも、シャマラン・シネマティック・ユニバースに参戦してほしいですね。