今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は
ナカデミー賞にノミネートおめでとうございます。ヒューマントラストシネマ渋谷で映画『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』を観ました。
原作はジャルジャル・福徳秀介の恋愛小説。監督は『私をくいとめて』の大九明子。ジャルジャルというよりは、監督目当てで観ました。
登場人物たちの距離感が面白く、映画全体に共感できる部分が多かったです。心の中で防御とかしてる人たちのお話。
いつものように印象に残ったポイントを、ランキング形式で紹介します。
第3位:山根の喋り方が印象的だった
小西の友人、山根。リアルな友達にはいそうにないけれど、関西の大学ならこういうキャラがいてもおかしくないと思わせる喋り方が印象的でした。映画というよりはコントみたいな話し方で。最初は違和感があったけれど、観ているうちにどんどん気になり、観終わった後も頭に残りまくりでした。
第2位:お団子ヘアと日傘、どちらも“身を守る”ものだった
河合優実演じる花のお団子ヘアと、小西の持つ日傘。どちらもただの見た目や小道具ではなく、映画の中で“身を守る”ものとして使われていました。
お団子ヘアは彼女にとっての防御であり、外に向けた気合いでもあったのかもしれません。そして日傘も、小西にとっては盾。人混みの中で、傘の下だけが安心できる場所でした。
一番言いたいのは、お団子頭姿が素敵でした! 私もお団子頭なので、親近感が湧きまくり。
そういえば、山根の山根弁も、同じのか!あの喋り方も、自分を守るためのスタイルだったのかもしれない。
第1位:さっちゃんの長台詞が良かった
フラれた女の子の独白でした。1人で、相手の返答を待たずに、延々と自分にツッコミを入れながら泣きながら話していたさっちゃん。その姿がずっと印象に残りました。すごいなと思いました。
まとめ
ジャルジャル・福徳くんってすごいんだね。
